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御覧いただきありがとうございます!大学一年生で読んだ本の感想や好きなアニメやゲームの考察なんかをやっています。

PSYCHO-PASS(サイコパス)3期 考察 サイコパスと北欧神話 「ビフロスト」の関係について

サイコパス3期のPV第二弾が公開されましたね!!

今回は、PVに登場してきた「リフロスト」だか、「ビフロスト」だかわかりませんが、その単語について考察するとともに、北欧神話サイコパスの関係について考察できればいいなと思っております!!

 

PSYCHO-PASS3と北欧神話の関係について

 

 

そもそも「リフロスト」なのか、それとも「ビフロスト」なのか

 結論から言うと私は、「ビフロスト」だと思います。

なぜなら、リフロストを解釈しようと頑張ってみたのですが、

refrain lost...繰り返される喪失

refarence lost...喪失への言及

reflect lost...失われたものへの回想、映し出された失墜

などなどそれっぽいことは考えられるものの決定打に懸けるうえに物語の内容を考察することができないため、「ビフロスト」だと考えました。

 

では「ビフロスト」とはなんなのか

「ビフロスト」とは本来は「ビフレスト」とよばれ北欧神話において、神々が住むアスガルドという場所と人間が住むミッドガルドを結ぶ火と大気と水から出来た虹の橋です。

 

つまり、この「ビフロスト」という橋は、人間たちにとって神々の住む楽園に行くためのものなのです!

 

しかし、この橋は、北欧神話においての最終戦ラグナロクにおいて神々と敵対している巨人族の侵攻に耐えきれずに崩壊してしまいます。

 

また、この最終戦争を預言したのが巫女であるヴォルヴァという女性でした。

(巫女=シビュラ と考えるとなんだか怪しいですね)

 

 

 ここから、わかることが、

  • PVの最初に出てきたあの謎の組織は、彼らにとっての楽園を守るために活動している
  • ビフロストは、最終的に崩壊するのではないか
  • しかも、シビュラの預言(シビュラなら事前に計画してそう)によって崩壊するのではないか

などでしょう!

 

終戦ラグナロク

では、ここからさらに、サイコパス北欧神話の関係に迫っていくために最終戦ラグナロクについて迫っていきましょう。ちょっと長いです...すみません、

 

この最終戦ラグナロクの前には、風の冬、剣の冬、狼の冬と呼ばれる長く、厳しい冬が到来します。この冬によって環境は大きく変わり、食べ物も十分に得られなくなった人間たちは次第に混乱していき、疑心暗鬼になり、人間社会からは、倫理 道徳 正義が失われ、親兄弟ですら殺し合う醜い争いが永遠と続き、生物はみな死に絶えてしまいます。

 

そして、太陽と月がある事件をきっかけに消滅してしまうことで、宇宙の秩序も崩れ、あらゆる封印が解けてしまい、本来の姿を取り戻した怪物や巨人たちは神々の住むアスガルドへ攻め込んできます。

 

神々は怪物や巨人たちと死闘を繰り広げます。

オーディンvsフェンリル

フレイvsスルト

トールvsヨルムンガンド

などなど、

 

その結果、怪物や巨人たちは滅びますが、同時にこれまで中心的だった神々も死んでしまいます。

 

しかし、そんな滅亡した世界の中で、何とか生き残った若い世代の神々(オーディンの息子など)が新しい世界を再び作り出し、未来へと進んでいきます。

 

そんな世界でも様々な困難が待ち受けることをほのめかして巫女の預言(ラグナロクの物語)は終わります。

 

いやー、長々とごめんなさいね。ここから、ちゃんと考察します。

 

サイコパス3期とラグナロク 

ビフロストですが、これはラグナロクという大事件が起きるずっと前から、存在していたものです。特にこのビフロストは人間にとって欠かせないものだったと言い換えることもできるでしょう。

 

なので、PV最初の謎の組織は、人間にとって欠かせない幸せを求めている。つまり、シビュラによる管理社会のなかった時代の自由を権利を求めているのではないでしょうか。

 

 

そしてつぎに、巫女の預言した一連の最終戦ラグナロクによって、人間社会から秩序が失われ、世界が一度滅亡します。

 

これは、シビュラによる計略によってビフロストが崩壊すると同時に一度社会から「正義」が失われ、世界をも巻き込んだ大混乱が発生してしまうと解釈できます。 

 

 

最後に、社会を担う新しい神々の出現とあります。

 

これは、今回から登場してきた新人監視官たちがこの大混乱を乗り越え、新たな社会を担っていくことを意味しているのではないでしょうか。

 

以上のことから

「正義」は新たな世界を切り開く

 

これは、一度社会から失われた「正義」が再び社会の天秤となりうる「正義」へと昇華させるという意味ではないでしょうか。

 

終わりに

いかがでしょうか。論理が飛躍しているところは許してください!!

(てか、ほとんどがそうかも)

 

でも、そう考えると、3期がどうして、監視官メンバーが入れ替わったのか。

どうして、SSにおいて国防省や外務省を登場させたのか。

なども、なんとなくつじつまも合いますし、何よりもこれまで以上のスケールで展開されるであろうサイコパス3期がますます楽しみになるんじゃないでしょうか!?

 

考察なんて、考えすぎてなんぼだと思っているので、こうなったらおもしろいなと思っていただければ幸いです(笑)